また、今年も、インターン生の季節になりました。
という訳で、就職読本的なお話。
創造にと製造のそれぞれに必要な能力のお話 その3
まず製造に必要な能力をあげると
同じ事を、何度も何回も何年やっても飽きない力
製造というのは、量産商売である。量を売ってナンボの世界。という事は、製造という行為を何回も繰り返す事である。何度も何回も何年も。。。ただ同じ事の繰り返しだけで片付く話ではないが、同じ製品を造り続ける事は結構難しい。毎日の天気が同じでないように、製造にかかる工程というのは、同じ日はない。製造原価の元になる材料の値段は毎日違うし、市場の価格も毎日変わってくる。そんな中で、毎度、毎度同じモノをつくって、キチンと利益を出す。そして製造者として、粗悪なモノを作るのは論外。品質をキチンと評価される。これってかなりの確率で難しい事と言える。何故なら、大概は同じ事の繰り返しに「飽き」てしまうからである。ココでいう「飽き」は「もうや~めた」的な感情の話ではなく、飽きが来る事により、製造物の品質・利益が悪くなる事を指す。これは言い換えると忍耐力とも言えるかも。
続いて、創造に必要な能力をあげると
常に世の中を気にする力と飽きる力
である。創造とは「存在価値を示す」行為であるので、世の中に何を存在させれば良いのか?すなわち世の中に対して幅広く興味(気にする)を持ち続けなければならない。でなければ、世の中に必要な存在価値を生み出す事は出来ないからである。新しいモノや事を追い続ける事ともちょっと違う。新しい事やモノに必ずしも「存在価値」があるとは限らないからである。世の中にあまり興味がなかったり、限定的だったりする人にはまず向かない仕事である。それと「創造」した後に「飽きる」事ができる力。製造で説明した「飽き」とは真逆で「もうや~めた」と言える力である。ちょっと細かくなるが、創造は創るまでが仕事である。改良したり製造する事ではない。逆に悲しいかな「創造」できた瞬間からそれは劣化していく。創造物に対して寿命というカウントダウンが始まるのである。なので、創造物に固執せずに「もうや~めた」と言える「飽きる力」が備わっていないとイケない。人間は誰でも創造に成功すると、どうしてもその成功をパターン化し、そのモノに固執してしまいがちである。なので、そこであえて「飽きる」事が出来るかが、創造に携わる人に必要な力である。
創造があって製造。創造があって製造。世の中はこうやって繰り返されている。
結構極論的な説明にも聞こえるが、結局の所、根底の部分はこのどちらかである。
さて、自分は、どっちの仕事が向いているのだろうか?
(まあ大概人間ってのは、どっちつかずなんだけどね。)




