スマートフォンが世界的に認知され4年の月日が過ぎた。非常に便利なツールとして、国内市場においても、昨年末から爆発的に販売台数を伸ばしている。当然これだけ、認知されれば、経済動向にも色々影響を及ぼしているが、必ずしもポジティブな話ばかりではない。。。。
ポジティブな部分としては、スマホという新市場において様々なジャンルの商品が登場している。
まずは、スマホの携帯内で展開されているアイデアベースのアプリケーションサービス。正直、毎日数え切れないアプリケーションが発表され、そのアプリをひたすら紹介するアプリまでが沢山存在する程である。また、携帯電話売り場の何処にでもスマホ専用のアクセサリーコーナーが日を追う事に拡張されている。奇抜なデザインなモノから、実に機能的なモノまで沢山ある。人によってはいくつものカバーを所有して、着せ替え人形的に使い分けてたりする。アクセサリーは、ガラケーの文化を世襲し、また新しい機種(形状)が出続ける限り、その勢いは総合的に衰える事はないだろう。
で、変わってネガティブ部分。
まず、スマホは、機能的、要領的に小さなパソコンである場合が殆ど。その為にパソコンが世の中にもたらすネガティブ要素が、サイズが変わって同じ現象が起きていると思われる。まずセキュリティ。これは言わずもがなで、便利になればリスクは付きまとう訳で、ウィルスの問題しかり、盗難、紛失時のトラブルの脅威ときたら、パソコンレベルでは済まされない。という訳で、損失を防ぐためのコストを考えると明らかにネガティブ要素の一つと言える。
続いて、直接的ではないが、間接的な経済損失。そもそもコンシューマ(消費者)にとって便利なツールというのは、提供側にとってはデメリットな事が多い。これは経済理論的に当たり前なので、今更問う話ではないが、基本的にインターネットの発達によって、消費者は、基本なんでも「調べる」「比較する」というスキルが飛躍的に上がった。たとえばモノを購入する。品物を購入する。といった消費の際に、今までにない位の情報収集した上で、消費に踏み切る事になる。
ただ、その情報収集について、パソコンと同じレベルで、持ち出し可能なスマホは、購入直前まで可能な事を意味する。結果、消費の直前まで情報に触れる事により、消費に対する決意が鈍る。そもそも昨今は、口コミに代表される、「誰か」が「良い」と評価したものが売れる傾向にあり、本来の「売れる商品」と今市場で「売れている商品」は、リンクしていない事が多い。それはパソコンが情報収集のメインツールだった頃からの傾向であるが、それは「消費しよう」と決定し、パソコンの前から離れた瞬間から購入するまでに発生するタイムラグが生じていた事でもある。人によっては1時間から1週間程度生じていた。それが、スマホのせい(おかげ)で、レジを通過する直前までタイムラグが発生しない事になったのである。これは、提供側からすれば脅威である。消費者が、レジでお金を払うまで気が抜けないのである。もしその直前に、商品にネガティブ要素が見つかったら?競合がより安い値段で提供して来たら?要は、消費者側がより合理的に判断できるようになればなるほど、消費者側の消費決定意識のハードルが上がってくる。結果、提供側は本来の目的とは違う努力がどんどん必要になってくる。その為のコストは、当然。。。。消費者側が支払うだけど。あースマホの弊害。。。




