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やっぱり銀かなぁ。

バンクーバオリンピックのフィギアスケート女子のお話

浅田真央は、そもそも金は無理だと思う。

(このコンテンツは、2/24に書いてます。)
期待の星「浅田真央」がSPで2位になった。(2/24)
1位はキムヨナ選手。まあ当然と言えば当然。

勝手な予想だが、1位と2位はフリーが終わっても順位は同じかと思われる。非国民的なコメントになってしまうが、しょうがない。やはりこの4年間の準備というか、バンクーバーに照準を合わせてきた精度の違いがキム選手と浅田選手にはあると思う。浅田選手もかなりがんばってきたと思う。かなり。。。しかし、そのがんばりはキムヨナ選手の方が上を行っている気がする。そもそもフィギアの世界では、結構頻繁にルール改正が行われている。前回のトリノ五輪から採点方式が変わってきている。有人採点なので、採点の仕方そのものが改正は仕様がないと思う。美しさの基準なんて人それぞれだし、時代によって変わるものだから、それを反映させていると考えれば、ごくごく自然な事と言えよう。その基準に合わせた準備をしてきたかどうかが大事である。

で、問題はその採点基準に関する両者の取り組みである。フィギアでは技の採点と美(プレゼンテーション)の採点(構成、ディダクション)の2つがある。ここ最近では美の採点基準に重点がおかれる傾向(技低美高)にある。ちなみに、伊藤みどりの頃は全く逆で技高美低であった。ここで美の採点の構成要素に関しての取り組みの違いが重要になる。技術は採点の基準がある程度明確なので技が出来れば○出来なければ×という評価になる。しかし美に関しては、明確な基準がある訳ではなく殆どが要素的基準になる。要は、審査員に対してどういう印象を持たせるか?(持ってもらうか?)という戦術が非常に重要という事である。そもそも、東洋人種は、その他の人種と比較して外的から見る感情表現が少ないと言われる。まあ逆にいうとオーバーアクションというと外国人をイメージする事が多いそれと同じであるが。。。そんな中、キムヨナ選手は、感情表現に関する部分に4年前から取り組んでいた。まず選曲。そして振り付け。そして顔の表情作り。日本人からすると、韓国の人は表情が少ないと言われ易いが、その韓国のキムヨナ選手が何百時間もそれに取り組んだのである。(一説によると、練習量全体の半分をそれに当てていたと言われている。)日本と韓国を比較すると日本の方が表情豊かだと思うかも知れないが、世界から見たら、日本と韓国の違いなど殆どない。(日本人と韓国人の違いなど分らない)取り組んだ時間分、成果が現れるのは言う間でもない。それは昨年の世界選手権で如実に成果として現れた。浅田選手は、そもそも技術の問題で苦しんでいた為に低迷していた。しかし、実はその苦しんだ技術そのものは、そもそもキムヨナ選手は持ち合わせていない。わかり易く言えば、キムヨナ選手の技術構成は、すでに浅田選手は普通に出来ていた。それなのに、昨年はずっと勝ち続けていた。その違いってなんだろう?と考えてみると、浅田選手は、バンクーバー本番で成功させようとしている技術を持って、金メダルを狙っていると考えられる。要は、技術で金メダルを狙う浅田選手とプレゼンテーションで金メダルを狙うキムヨナ選手という構図が伺える。最初から金メダルと獲得する為の戦略や戦術が全く異なっているのである。

浅田選手もプレゼンテーションを気にしていない訳ではないと思う。ただ、準備の仕方の気合いの入れ方が違う。まずプレゼンテーションに取っている時間。上記の通りキムヨナ選手は、浅田選手の技術に拘っている時間すらプレゼンテーションに費やしている。つづいてプレゼンテーションに関するトレーニングの仕方がある。浅田選手は日本人の先生を数人集め主に構成要素の全体バランスを考えプロジェクトを組んで取り組んできた。それに対し、キムヨナ選手は、世界の名だたるパフォーマーを呼び、笑顔の作り方(目、口、顔の傾け方)から始まり、見せる呼吸方法、氷上の歩き方まで徹底的に指導されている。この違いは大きいと思う。
(蛇足だが、トレーニングされているだけあって、昨年の世界大会の年間のVをみると感心する。ただメダリストだけが演技できるエキシビジョンを見ると、キムヨナ選手の表情がまるで別人か?と思わせるくらいSP、フリーとは違うのが面白い。与えられたプログラムは機械的にプレゼンテーションできるようになったが、本人の持ち合わせている素養は変わっていない事がわかる。)

そこで先述している、世間はどっちの方向性に進んでいるのか?が重要になってくる。要は技術はそこそこでプレゼンテーションが大事という前提に、他の誰もができない技術を見せびらかしても、おお!すごい!とは褒めてはくれるだろうけど、で?という状態になっていると言う事だ。まあぶっちゃけ、浅田選手が完璧な技術でフィニッシュをしたとしても、そもそもプレゼンテーションが足りてない時点で、キムヨナ選手が失敗でもしない限り、金メダルがないと言う事だ。
(このコンテンツは、2/24に書いてますので、結果がそぐわない場合もある。その時は。。。。)

コンサルの世界でも、プレゼンテーションポイントというのは実は非常に重要である。どんなに正しい事を言っても、クライアントが納得してくれなければ、先に進める事はできない。だから間違った事を言って良い訳という事ではない。前に進める為のプレゼンテーションがどれだけできるか?という事である。その為に、コンサルタントになる為に、喜怒哀楽のトレーニングを重要視するの事は、実は、何よりも重要なのである。特に日本人は独特の価値観がありながら、物事を決定する時には分かり易い数値比較したがる。その結果、プレゼンテーションという相手に判断を委ねるという行為に対する評価が低い。判断する側が日本人だった場合も、それを判断材料にしたがらない。だから、コンサルティングという情報提供産業が中々発展しない訳だが。。。。

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