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iPhone vs Xperia(appleとGoogleの代替戦争)

Xpreria(ドコモから発売になったソニーエリクソン製のスマートフォン)が発売になった。早くも賛否両論が出ているようだが。。。。
たまたま実機に触れる機会があったので、コンサル的評論なんぞしてみる。

まず基礎情報としてXpreriaは、Googleから提供されている携帯OS(android)を本格搭載した携帯である。日本では先攻してHT製で発売されていたが、本格的に日本製イメージで投入されたのは今回が最初である。

ファーストインプレッションとしては、おお!やっとAppleに対抗できるビジュアルの携帯が出てきた!である。スタイリッシュさはかなり良いと思う。東の横綱がiPhoneだとすれば西の横綱にしても良いくらい(ちなみにHTのは西の関脇ぐらいかな。。。)要は、iPhoneっぽいのである。多分、形から入る日本人で且つアンチアップルな人間には受け入れられる事は間違いない。スタイリッシュさを表現すれば、柔がiPhoneだとすれば、Xpriaは剛な感じだろうか?基本OSの部分(電話をかける、メールの読み書き、電話帳、音楽を聴くなどの基本部分)に関してのUIは、非常にうまく作り込んできている。正直な所、iPhoneよりも魅かれる操作性の部分がある。

発表会の時に感じた事だが、キャリアとしてドコモの立ち位置に関しても今までの発表とは明らかに違っていた。
今までは、あくまでもドコモの製品として新機種を発表してきたが、今回はあくまでもドコモは脇役、ソニーエリクソンとGoogleがメインで、キャリアとしてドコモが下支えします!的な発表方法であった。(発表会そのものはあくまでもドコモが主体ではあったが。。。)たぶんこれから出てくるであろう、各メディアの発表で詳細は割愛するが、要は、ドコモがあまりでじゃばらず、発表したという事でもある。私はここで少なからず違和感を感じたのだが。。。その予感はその報道説明で序如に鮮明になるのであった。

ただ、今まで憶測が飛びまくっている「今後iPhoneはドコモからも発売される!」系の話を払拭させる位のプレス発表にも感じる程androidに肩入れしている様子にも感じた。(ホントかどうかは定かではないのであしからず。)

そもそも、スマートフォンという存在は、日本でいう「携帯電話」の領域を明らかに超えている。というか別物という認識で考えた方が良いくらいである。そもそもニーズが違うだろう。電話は話すものであって、パチパチ文字を打ったり、ゲームをしたり、音楽を聞くものではない。スマートフォンはどちらかというと、電話が後からついてきたミニパソコンなのだから。

という前提を考えると、ドコモ内でのXperiaの位置づけがおのずと見えてくるプレス発表だったようにも見えてくる。なぜならば、リストラクチャした新ブランド「STYELE」「PRIME」「SMART」「PRO」の何処にも属さない携帯として発売されたからである。それだけ気合いが入っている!ソニーエリクソンブランドを立てている!という決意表明をその場で感じたが、果たしてそれだけだろうか?まあそもそもこの4ブランドが成功しているとは言えないので、別ブランドでも構わないのだが、逆に4つのブランドにはめ込められない。はめ込みたくない。という意思表示にも感じてしまう。
はめ込められない理由としては、機能/イメージともに4ブランドでは納まりきれないからであろう。
結局の所、ガラパゴス化してしまった国内携帯市場では、全く持ってコンセプトが違う携帯を扱うにあたって扱い方が解らない場合が殆どで、様子をみる為に、あたらしいブランドを作る傾向がある。しかし、そもそも、そんなブランドはイメージが湧かない(手に負えないからこそ、コンセプト携帯)から単独で切り離して商品化にこぎ着けたイメージである。ただ、当然それをそのまま伝える訳にもいかないので、真逆のイメージ戦略を打ち出す必要があったのでなかろうか?今回、正直ドコモに限って言えば、これからはスマートフォンだ!と口では言っているが実際はそうはならないかも?的な様子がちらほら見受けられた。(企業の存続を考えれば、リスクヘッジ思考としては正しいのだが、それが見抜かれてしまう所がドコモっぽいと言えばドコモっぽいかも)だからソニーエリクソンと立て、androidを立ててプレス発表に至った要素が見受けられる。発表の場では表面的に見ると、そんな色は微塵もなかったが。。。。そして、はめ込まない理由としては、簡単である。今までのドコモ戦略がそうであるからである。過去に何度もコンセプト携帯を出しているが、その都度通常のラインナップには入れずに別枠で展開してきた。で市場で認知されなければひっそりとそのラインナップを消し続けてきた。その結果、通常のラインナップは大して傷つく事なく今までシェアを守り続けてこれた。今回もその要素が要所要所に見受けられた。(何度も言うがプレス発表の場では、表面的には、ドコモはそんな色(雰囲気)は微塵も出してはいなかった。)

私が個人的に、そう感じた所は、Xpreriaイメージやデザインの部分ではない。ファーストインプレッションは前記した通りすばらしいと思う。実際個人的には購入の動機付けになるくらいすばらしい。しかし、しかしである。。。

実際の中身の説明でいくつかも矛盾というか、自社ブランドにラインナップできない問題があると思われる。基本的にiPhoneより日本語入力を意識したUIなのは理解できる。だたあくまでもそれは操作性のレベルである。操作の先にあるサービスが全くもって日本人の商習慣を理解できてないというか、そこまでまだ出来ていないというか。。。。結構ひどい。

まず、スマートフォンとして非常に大事な要素である端末上ネット決済の部分であるが、これが実に未完成であると思う。
何に驚いたかというと、端末内の決済シーンが大きくわけれ3つ程ある。そもそものコンセプトである「android」をベースとしたGoogleサービスをかなり軽視した作りになっている。これじゃGoogleからの今後の協力なLabアシストは期待できないだろうなぁ。「Android Market」「ドコモマーケット」「mora touch」が存在するが、そもそも統一感がないし、全く連携されていない。要は、スマートフォンのビジネスの要になっている端末上のマーケットが市場もまだ未開拓なのに、いきなり3つも存在するのである。その3つの画面の作り込みやUIもまったく連携や連動感がない。(まるでwindowsOSで稼働する独自の勝手アプリケーションみたいである。)そして、カード決済にJCBが一部採用されていない。またクレジットカード以外のサービスがない。(プリペイドカードなどのサービスはない)またソニーの売りの一つである音楽の利用シーンでも、iTunesのように、端末で買った音楽をPCでは再生できない。あくまでも端末の中だけの再生なのである。(なんじゃそりゃ?)そのロジックでいくと、今後携帯を買い替えた時やPCを買い替えた時に、ダウンロードした情報が継承することも現状ではできないし。。。。ドコモ自身が決済機能会社を持っているせいなのか、決済の部分でも自分の提供したいサービスありきなイメージがある。要はユーザ側の全体的な利用イメージの中で要所要所で各社の拘りという名の下の既得権のせいで、結果ユーザの事の考えていない仕様が沢山あるのである。使う度にユーザが悩むシーンが多発するのである。当然、このような事になる事は各社は想定できたであろう。ドコモとしても充分に解っていたハズである。だから「4ブランド」のどれにも載せずにオリジナルブランドにしたのか。失敗した時にはひっそりと消せるように。。。とうがった見方が出来てしまうプレス発表だったとも言える。まあこんだけうがった見方をするのは、今までも、もったいなさ過ぎる程のコストパフォーマンスの低い、マーケティング力、宣伝力しかないドコモを、そもそも信じていない私の主観である事も付け加えておく。標題で、appleとGoogleの代替戦争と記してみたが、まだそのレベルにはなかったという事だけは伝えておきたい。今現状では、象とアリぐらいの開きがある。

ただ、この手のサービスは日進月歩で進化していくモノである。最初酷評されてもその先で大ヒットになる可能性も充分にある。だからそこ、スマートフォン=多機能/高性能携帯ではなく、スマートフォン=ユーザが自分で受けるサービスを展開する為のデポ端末という未来像をイメージして発展してほしいと願うばかりである。少なくとも競合社はその意識で近々、iPhoneの次の世代の機種を発表するのだから。。。

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