昨今、ノウハウ本が空前ブームである。
会社のそばの本屋を覗いても、時間管理、マネー管理、仕事管理と
エッセンスを書き綴った本の多いこと。。。
色々な本に目を通す事は情報収集も踏まえて、よく本屋には顔を出すのだが、新刊コーナーには所狭しと様々なノウハウ本が多く並べられている。コンサルティングの仕事は、一言でいうと顧客にとっての問題解決。なので解決手法を提案し、それを実行するプロセスを提供する事である。
なので、この手のノウハウ本というのは、ある意味競合だったりもする。非常に勉強熱心な顧客な場合、こちらがびっくりするほど勉強されていたりする。また、非常に沢山の本を読まれている場合もある。それだけ巷にはノウハウ本が提供されているという事である。
しかし。。。実際の所、その本が問題を解決をしてくれたという話は聞かない。逆にこの手の本のおかげ?で、コンサルティング市場が拡大しているという噂もある位である。(コンサルティングの市場も多岐にわたるので全てという意味ではない)最近の傾向にあるのは、「これはこうしろ!」「こう考えろ!」的な本が多いと聞く。実際の所ケーススタディを踏まえて、解決手法を書き綴っているパターンが多い。
確かに、その方法であればケースタディはうまく解決するかもしれない。ところが、大概の場合、ケーススタディはあくまでもケーススタディであって自分の見に起きている問題と同じ場合は殆どない。そうなってくると自分の問題に置き換えなければならない。問題が解決しない場合の理由は実はここにある。結局の所、自分の問題に置き換える行為が発生した時に、ノウハウをうまく咀嚼できず、見よう見まねでナゾってしまうと、結果的に問題点がぼやけてしまい、最終的に失敗する。結果問題解決がいつまでたってもできない。要はノウハウはあくまでもケーススタディにおけるノウハウであって、自分の為のノウハウではない。なので自分の問題に置き換える手法を知らないと結果的に損をする事になる。
弊社顧客にも、有名なコンサルティング会社にお願いして「問題解決」を試みてうまく行かなかった話をたまに聞く。
その殆どが、コンサルタントから教わるノウハウをそのまま実行している場合が多い。(コンサルタントももう一歩踏み込んだ形で顧客に提案すれば良いものなのだが。。。。)
続く




